WAKU
ゴルフを始めたばかりの初心者が練習を始める前に知っておきたい正しい順番を教えます。
誰もが口を揃えて言うのは「うまくなるには練習するのがいちばん!」という言葉。
しかし、ゴルフを始めたばかりの初心者では…どんな順番で練習すれば良いのかさえも「謎」ですよね。
もっと言えば、間違った練習は「無駄」にしかなりませんので、練習に使うお金が勿体ないです。
では、どのような順序で練習すれば無駄を省けるのでしょうか?
ということで、この記事では初心者ゴルファーが練習する前に知っておきたい情報をお伝えします。
ゴルフを始めたけどこれで大丈夫?
練習すればうまくなると聞いたとしても…
- いったい何をしたらいいのか?
- やり方はこれであってるのか?
- 自分は無駄な時間を過ごしてないのか?
このあたりが不安じゃないですか?。
ちなみに、初心者ゴルファーが闇雲に練習して、うまくなるにはトラック1台分のボールを打つことが必要だと言われています。
これは、毎日300球打ったとしても10年くらいの期間が必要な計算です。
逆に、正しい順番や、正しい考え方が分かれば遠回りすることなくゴルフが上達しますよね。
では、なにをチェックしながら練習すれば良いのでしょうか。
ゴルフの基本ってなに?
ご存知だと思いますが、ゴルフは「ゴルフクラブ」を使い「ボール」を打つスポーツです。
ルールはシンプルで、ホールごとに定められた打数でカップに入れれば「パー」それより多ければ「オーバーパー」少なければ「アンダーパー」となります。
できるだけ「パー」に近い打数でプレー出来れば「うまい」となりますし、多ければ「下手」ということですね。
ちなみに、アマチュアゴルファーが憧れる「シングルプレーヤー」ですが、「シングルプレーヤー」というのは「9オーバー」以内でラウンドする人たちのことを指します。
つまり、パー72のコースなら「81点」までがシングルプレーヤーです。
このあたりのことは知ってるという方も多いとは思いますが、ゴルフの基本を知るうえで必要なので説明しました。
それでは、ゴルフの基本ってなんでしょうか?
答えは「パー」でプレイするために必要な「知識・技術」となります。
もちろん、自己流でも構わないのですが、自己流だと「パー」を狙うのが難しく、上達まで遠回りすることになります。
次章では、そんな「基本」を解説していきます。
練習前に基本をマスターする
それでは、ゴルフの具体的な基本を紹介します。
まずは、クラブの持ち方。
グリップ
クラブの持ち方をグリップと言います。
グリップは体とクラブの架け橋となりますので、グリップの良し悪しがスイングを決定すると言っても過言ではありません。
グリップには
- オーバーラッピング
- インターロッキング
- テンフィンガーグリップ
このようなグリップの方法があります。
少し詳しく説明します。
オーバーラッピング
左手人差し指の上に右手小指をかぶせてグリップします。※右利きの場合
インターロッキング
左手人差し指と右手小指を巻き付けてグリップします。※右利きの場合
テンフィンガーグリップ
右手と左手を重ねず、文字通り10本の指を使うグリップです。
グリップ方法はこの3種類が基本ですが、ポイントは以下の通りです。
- 左手の「小指」「薬指」「中指」でグリップする
- 両手とも手のひらを使わず「指」でにぎる
- 左右の手を密着させる
- 右手に力を入れすぎない
- 親指・人差し指のVが右肩を指す
この他にも「ストロンググリップ」「スクエアグリップ」「ウィークグリップ」とありますが、詳しくは関連記事をチェックしてください。
【ゴルフのグリップ】 左手の握り方を図解で説明!スライスを無くすアドレス
アドレスとは「構え方」のことを言います。
ボールが飛んでいく方向はアドレスで決まりますので、ショットの精度はアドレスで決まると言えます。
このアドレスで大切なことは「セットアップ」になります。
セットアップを簡単に説明すると「アドレス」に入るまでの一連の動作のことなのですが、正しい順序がありますので紹介します。
- 手順1目標を決めるボールの後方に立ち、目標を決めます。
- 手順2飛球線を引くボールと目標を結んだ「飛球線」をしっかりイメージします。
- 手順3目印を見つける飛球線が決まったらライン上に目印となるものを見つける(落ち葉や小石など、何でもOK )
- 手順4クラブをセットする右手でクラブを持ち、クラブフェースの向きを先程の目印にスクエアに合わせる
- 手順5グリップする先ほど紹介した方法で、しっかりグリップする
- 手順6スタンスを決める飛球線と体(つま先・膝・肩のライン)が平行になるようアドレスする
このような順序ですが、ポイントとなるのは
- 目標を決める
- 目印を見つける
- 飛球線とスクエアに構える
このあたりです。
私の生徒さんの中には「目印」が見つからないという人もいますが、ボールより後方でも良いので見つかるまで探してください。
バックスイング
どれも大切なことですが、スイングは、バックスイングで8割決まると言われています。
なので、時間をかけてしっかりバックスイングを覚えることが重要です。
そんなバックスイングの基本を少しだけ説明します。
- 手順1スタートテークバックの始動は手を使わず「肩を回す」ことでスタートします。
意識的に、ボールから30cm程度はボールと目標を結んだ飛球線上を真っすぐに引きます。
- 手順2中間地点グリップが右腰に来る中間地点のチェックポイントは「シャフト」と「地面」が平行になることです。
ここでも手を使わず「腰と肩」でクラブを上げていきます。
この時、体重が右足に乗るような体重移動も意識します。
- 手順3トップオブスイングトップでのチェックポイントは、右脇が開かないことです。
手を使ってクラブを上げると「右脇」が開いたトップになりますので、スイングプレーンから外れてしまいます。
左肩があごの下に来た段階でトップは完成ですので、上げすぎに注意してください。
バックスイングはこのようになります。
バックスイングで重要なのは「手」を使わないということです。
ダウンスイング
トップオブスイングに達したら、クラブを下ろすダウンスイングに入ります。
- 手順1スタートダウンスイングの始動は、左への体重移動からスタートします。
下半身から始動することで、スイングプレーンから外れず、クラブは「インサイド」からボールに向かいます。
- 手順2中間地点体重移動が終わったら、腰を切りつつ「リストターン」を意識しながらクラブを下ろします。
リストターンを意識し、クラブを真下に振り下ろすイメージで振り遅れが防げます。
リストターンについては関連記事をどうぞ。
スライスするならリストターンでクラブヘッドを走らせる!脱スライス - 手順3インパクトクラブフェースがボールをとらえる「インパクト」では「左肩」が開かないことが重要です。
チェックポイントとして、肩と腰の「ねじれ」をイメージしてください。
つまり、腰は目標方向に向きつつ、肩のラインは「アドレス」にもどる感じです。
- 手順4フォロースルーインパクト後のフォロースルーでは「左脇」が重要になります。
左脇を開かずスイングすることで、クラブは「インサイドイン」の軌道になりますので、曲がりが少なく力強いショットになります。
- 手順5フィニッシュフィニッシュでは、先程の「ねじれ」を戻すよう積極的に肩を回転させます。
肩の回転が終わるころには「カッコいい」綺麗なフィニッシュが完成しているはずです。
説明不足は否めませんが、ここまでが基本的な部分となります。
練習の前に「基本」を知ることが上達のカギ
上記の章で察していただいたように私の文章では、うまく伝わるはずもありませんが「基本」を学ぶことは本当に大切です。
文章で理解するのは難しく、逆に説明するのもハードルが高すぎます。笑
手取り足取り、マンツーマンで指導できれば上達してもらえると思いますが、一方通行の文章では受け取り方も変わるのではないでしょうか。
とはいえ、基本を無視した練習は非効率で結局うまくなりません。
基本をマスターしながら「練習する」ことが、正しい順番ですので、私ことWAKUお勧めの教材を紹介しておきます。
【ゴルフの初心者におすすめ】ゴルフはレッスンで確実に上達する!ゴルフ教材を徹底比較ということで、この記事は以上です。
この記事以外にも「初心者ゴルファー」に必要な記事がありますので、良かったらご覧ください。
【目的意識】ゴルフの初心者が練習するなら着地地点から逆算するべき人気記事:おすすめ!ゴルフ上達の教材を徹底比較